■ 我が家の猫
今年は完璧な梅雨模様でオートバイ乗りに厳しい季節です。どこにも行かないで仕事に集中できます。
何年も前から懸案だったRMのリヤフォークを実家に置いてきた車体から取り外して持ってきました。
77年式でアルミのリヤフォークは当時としては先端技術だったと思いますが
ピボット部ベアリングのシール性は脆弱で泥水が容易に侵入したことでしょう。
泥が侵入して腐食したピボット・ベアリング
アウターが摩耗してクリアランスが拡大し
ニードルもバラバラに移動しています。
マディー走行の後に分解整備して知っていたのですが、交換部品も持ってないので
何年も放置してしまいました。
このまま朽ち果てるのを待つばかりでは悲しいので、車体から外して850km自走で持って帰り修理することにしました。
取り外したベアリング廻り
アウターが摩耗して板厚が無くなっていることが確認できます。
静的には隙間が無いようにできていても、
大きな荷重によってベアリング周辺がたわんですき間ができることで泥水が侵入します。
確信はないですが、別機種で流用できそうな部品があるので比較してから交換します。
取り寄せた新品ベアリングは内径、外径はジャストフィットなので使用可能と判断します。
カラーは残念ながらボルト径がM10用で
RMのピボットシャフトはM12なので使用できません。
現行はM10用(厚肉)のカラーに対し
M12用(薄肉)のカラーだったということは
70年代と2000年代の設計思想がかなり違っているのだなと思いました。
ベアリングは新しくなったので、当分の間劣化することはないでしょう。
しかし、ピボット右側の圧入荷重は許容範囲でしたが、右側(駆動側)はすき間が大きく緩んでいました。
リヤフォークピボット部新造して取り換えればなおりますが、時間が無いのでやりません。
誰も見ないところなので、このまま実家へ運んで車体に戻しておきます。
学生時代はオートバイ禁止の家庭だったので、親が住んでいる実家では、こういう物は置いておけなかったです。
主がいなくなった実家のガレージで生涯を終えてもらおうと思っています。
最後まで実働でいてもらいます。
ネコ飼っている人はお分かりだと思いますが
猫は箱に乗りたがるのです。
お菓子の箱が置いてあると早速乗っています。
この大きさが安心なんだと思います。
白い方が3・11の震災翌年にやってきた子で、シロといいます。
体重は6kgもあり、肥満気味なのでエサは
サイエンスダイエットのシニア用しかあたえません。
それに付き合わされている小さい方は5年前に足利からもらってきたニャン太郎。
ダイエット食でも立派に成長して体力がついてきたので、強くなったニャン太郎をシロはうっとおしく感じているようです。
なので弟分の躾役を担っているシロが甘噛みを教えてないから、ニャン太郎はじゃれ付いてくるとき、
強く噛んでくるので痛いんです。
見てください、このシャンシャンした顔。
やんのかコラー、といわんばかりです。
たまたまカメラを警戒しただけなので普段は可愛らしくしてます。
ほら、いいポーズです。
夜は僕の布団にやってきて一緒に寝ているのはこの子です。
かわゆうてかわゆうて、堪りません。
今年は盆休みも無しでずっと働いています。少しあおっておかないと
来月実家の愛媛に帰ってしまうので、時間がありません。
帰省の目的は空き家になった実家の周りが藪にならないように木々を伐採するためです。
市街地に住む人は分からないでしょうが半年も草刈りをしてないと人が歩けないくらい成長してしまうのです。
枝が伸びた樹木が外壁や軒下に被っていると、木造ですから雨水が滴ってたちまち家が腐ってしまいます。
手入れされなくなった畑も藪になって人が入ることが困難な状態です。
雑草の刈り取りと成長し続ける樹木の伐採のために仕事を休んで交通費かけて愛媛まで行くのですから全く負の遺産としかいえません。
実家は本家の近所に昭和30年に建てられましたから築61年ですが、まだ廃屋にするには惜しい感じです。
終戦の翌年に亡くなった祖父は山を持っていて、山を売っては土地を購入して子供たちに分け与えたそうですが、私の父親が学生の時分に親が亡くなったわけですから二人の姉が働いて弟三人を育てたということで、多分父親が就職したときに独立できるように家を新築してもらったのだと思います。
その後8年経って私が生まれた(昭和38年)ということです。
何も生み出さないし住んでもいない土地ですが、いつでも使えるようにしておきたいと思います。
さっそくマキタの電動チェーンソーを購入したので、山には発電機もって伐採にいけば騒音もたてずに
楽々作業ができるだろうと画策しているところです。
もらってきた子猫も大きくなって先住猫と仲良しになってこのとおりです。
ブクッとした腹のシロちゃんは震災のあとにうちの工場の裏で泣いていたので助けてやったのですが、そのときは三日放っておいたら餓死したに違いないほど痩せていたのに今では肥満に注意して餌を与えなければなりません。
足利の親戚で保護された捨て猫だったニャン太郎はこんなに小さかったのに
こんなに立派な猫に成長して
お菓子の袋に入っています。
どおです、この腹。
脚の付け根がわからないくらい肉が被さっています。
幸せそーな寝顔だ。
このままにしておこう。
目下のところバックオーダー一か月以内達成寸前なので、一応順調としておきましょう。(何が?)
45年くらい家にネコがいない生活が無かったわけですが
うちで生まれた子ネコたちも全部生涯を全うしていなくなり
しかし、新世代へ突入しております。
基本は野良ネコを保護して家ネコにしてしまうのが通例ですが
今度のネコは今までに無かったシャム柄と円らな瞳が魅力的です。
生後推定2ヶ月
オス猫ですが日本種にシャム種が混じっているので、顔がね、何とも言えません。
飯もよく食べるし
トイレも上手に出来るので
手間がかかりません。
ネコ飼った人は分かると思いますが
動き回って写真撮るのは困難です。
手を出すと直ぐにカミカミ
後ろ足でネコキック、定番ですよね。
デブ猫の先住ネコは子ネコを見たとたん
ショックを受けて「ボクはもういらなんだ」
とばかりに押入れに隠れてしまいましたが
一晩明けると段々に2匹の距離は近くなりつつあります。
そのうちネコ団子になってくれることを期待して見守ることにします。
日付けは変わってしまいましたが、昨日は100年に1度しか訪れない
暦的に一生に一回の日でした。 22年2月22日 ニャンが5つ
2月22日は毎年来ますが22年の次は122ですからあり得ませんので、次の元号の22まで来ません。
33もありませんので同じ数字が5つ並ぶのは1と2だけなのです。
ニーコさんは、ダッコさせてくれません。ある人の説によると「守りネコ」だということです。
ダッコされるネコは守られているネコなので、主人を守るネコはダッコなんかさせるわけがない
のだそうです。
そういえば、いつも外を見張っていたり、このように高い所から見下ろすようにしていたり
ご主人に悪いやつが近づかないようにしてくれているかもしれません。