正月休みの最終日だけ、どうしても行きたい衝動に駆られて見てきました。
海運の安全を祈願して命名された船の名前は、大宮の氷川神社を由来としたもの。
操舵室には氷川神社の神棚が祭られています。
三菱重工業横浜造船所建造
この船は1960年から横浜山下公園の埠頭に係留されている重要文化財です。
横浜シアトル航路を238回往復し、終戦後は南方の兵士を帰国させる引き揚げ船として大活躍しました。
普通なら経験できない外国航路の船内に入り、まるでタイムマシーンに乗って過去にタイムスリップした気分です。
日本郵船氷川丸は1930年(昭和5年)就航で戦前に建造された大型船舶の現存する只一隻であるということです。
非常に内容の濃かった船内見学のレポートは、後ほど。
夕方の赤レンガ倉庫とみなとみらいを大桟橋から眺めています。
歴史と大都会が融合した、日本最高の観光スポット。大人になってから一番感動できた一日だったかもしれません。
B&W社ディーゼルエンジン、4気筒を4機搭載しており、2機ずつで一つのプロペラを回す構造で、舵の両側に二つのプロペラがあったはずですが、係留と同時に取り外され
舵の下部も切断されて航行不能になっています。
その機関室も見学コースに入っており、じっくり観察してきました。
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