TOKYO MCSHOW

オートバイを扱う仕事をしている以上、現在の主流だとか大衆にどのような車種が支持されているかをリサーチする上で格好の場所が、ここ東京MCショーだといえます。

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トライアルライダー野本佳章選手のバックフリップ。

FMXのそれとの違いは助走は5mほど、ランプの高さは1mくらいしかないことでしょう。

オートバイを使った体操競技といえるでしょう。

これが出来る人は世界に3人しかいないそうです。

見に来てよかった。

 

 

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ご存知成田匠選手のエアターン。

技に正確さと余裕が感じられます。

オートバイはけして無謀な遊びでないことをオートバイに不快感を示す隣人に知らしめてもらいたいものです。

MCFAJのMXで富士SWを走っていたりグリーンピア津南のエンデューロを走っていたり、トライアル以外で彼の走りをみたことがありましたが、トライアルを見にいかない私はトライアルテクニックをナマで見るのは初めてです。

ここまでできなくていいですが、こういう技を見て刺激をもらえれば、普段のもっと簡単なシーンでの練習はやっておこうかなと励みになります。

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今回私的に印象の良かったブース、NGKです。プラグメーカーですけどね、会社の宣伝費で普段見れないMOTOGPマシンを展示してくださいました。

会場のお客さんたちも自分で買える車両のブースに群がっていてここはガラガラに空いているのでジックリと観察できるのですね。

全体的にボリュームが大きく全て詳細に見て回るには時間がありません。

そして大量生産設備で作られた商品の数々は高品質ですが同じ顔のように見えてしまって、一番好きなものを限定することが不可能な感じがします。

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どれか1台だけ選べと言われたらこれですかね。ハイパーストラーダ

ユーロ危機で高級車のお客さん離れを打開するためにドカティが開発したデュアルパーパス車。

正にどのタイプにするか選べない人にうってつけの機種です。プライスカード見てないですが確実に買えませんので、思うだけは自由なのがMCショーの楽しさです。

 

 

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これも捨てがたいです。MVアグスタF4

究極のセンターアップマフラー。

これも買えませんが、いつか自分の作るモタード車にこんな感じのアップマフラーを付けるイメージを想像したりして夢が広がります。

段々楽しみになってきます。(いつの話になるのやら)

 

 

 

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今回はVMXワークスショップのホーリーさんから招待券をいただき来場しましたので、ここに立ち寄ることが最大の目的です。

堀口氏渾身のMOTO XFOXファクトリーマシンレプリカ。79年型CR250ベース

新車販売に必死な2輪メーカーブースに混ざって、マニアックなビンテージMX文化の継承のために全精力を注ぎ込むサムライ企業の同社だと思います。

 

 

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私にとっては、最高のエピソードを語ってくれた堀口さん「昨日オランダから出張で訪れたVMXマニアのお客さんが、このマフラーを自分のマシンに付けたいから送ってほしいと言うてはりました」

ズブの素人から会社辞めてまで続けてきた甲斐があって、こういうことやってなかったら絶対出会うことの無い貴重な時間を共有できました。

これからも家内製手工業ですが精進してまいりたいと思います。

 

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