444サイレンサーの続きです。
サイレンサー本体は組みあがりました。
まだまだ完成ではありません。
マウントステーをこしらえます。
純正同様のラバーブッシュは支給品ですが
純正パーツリストに品番はありません。
マフラーCOMPに組み込まれた部品なので
ブッシュ単品の設定がないのです。
これはゴムメーカーに発注して製造していただいた部品だと思います。
ラバーブッシュはカラーに圧入しますが
圧入荷重のデータが無いために
カラーの内径を精密に加工しなければなりません。
内径が小さいと圧入できません。
内径が大きいと緩くて抜けてしまいます。
圧入荷重を適切にする加工寸法は私独自の理論がありますので、今回はそれを活用して行います。
ブッシュの圧入は最後に行います。
圧入後溶接だとラバーが燃えて無くなってしまうためです。
そのためダミーのブッシュを作ってカラーの位置決めと仮溶接を行います。
シートレール下のマウントステー
こちらは純正のラバーマウントステーを用いて位置決め(仮止め)します。
仮止めの熱でもゴムが焼けてきますので
本溶接は車体から取り外して行います。
ラバーブッシュ圧入
完璧な圧入荷重でした。
けして外れることはないでしょう。
マウントステー溶接完了。
これにて444サイレンサー全行程終了します。
ホーリーさんとこで塗装して商品化される予定となります。
誠に勝手ながら今週末からしばらく連絡とれないとこへ行くため、ご用の方は29日以降にお願いします。
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