13年ぶりに車体合わせで製作したRMXチャンバーを治具に取り付けてレイアウト確認した後、
治具更新して新造しました。
RMX250Sチャンバー
今回はサイレンサーもセットです。
価格25700円と12300円(税込み)
送料(本州)1000円
ラインナップ品なので受注生産できます。
RZV500チャンバーのフロントバンク右側の修理状況です。
社外品マフラーの修理依頼はお断りしております。
他メーカーのやるべきアフターサービスを弊社でやってあげる理由はないからです。
直すところが無ければ諦めてください。
不慮の事故で大事なマシンに傷がついて、なんとか修復をしたいとお考えの人が、インターネットで検索されて弊社に問合せされてくると思いますが
どんな場合でもうまく直せるわけではありません。
殆どのお問合せは「修理の可否」と
「修理の金額」を問うてこられます。
凹み修理は滅多にやらないので規定の料金や確立された修理方法もありません。
現品を確認しない限りわからないというのが正直なところです。
私はメーカー寄りの考え方なので、
自分で直せる人以外は古いクルマを維持し続ける努力をするより
新製品が常に生産されているのですから
新しいのに買い替えるのが現実的です。
大した凹みではないですが、異形断面なので水圧成形は不可能です。
形が変わってしまいますからね。
水圧成形は真円パイプのみ使用可能な方法です。
二重構造なので切開板金も不可能です。
裏側から叩けない以上は引張るしかありません。
棒を溶接して引張りだしますが
擦り傷が消えるわけではありません。
もちろん一回で元に戻ることはありません。
画像は2回目の引っ張りですが
微妙な凹みが散らばっていて
5か所くらい引張り出しました。
溶接痕はグラインダーで研磨して消すのですが
擦り傷が消えるまで研磨すると
板厚が無くなってしまうので
削ることはできません。
普通の修理ではやらない方法ですが
エンジン内部の肉盛り等に使うデブコンで
擦り傷を埋めて、サンドペーパーで面出ししました。
完全硬化するとアルミ材程度の硬さで
耐熱温度1000℃だそうなので
排気熱くらいは問題ないでしょう。
板金パテでは剥がれてしまうと思います。
本来、剥離して再塗装が理想ですが
お客さんが自分で塗装すると言われるので
耐熱塗料だけ吹いておきました。
艶消しなのでノーマル色にこだわるなら
板金塗装工場に依頼されるといいでしょう。
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