今日の残業はコレです。
もうすぐ全日本MX開幕ですから、凹んだエキパイの修理も日程が決まっています。
日常的にやらない修理なので記録に残しておかないと
2017CRF450のエキパイ社外品です。
早くも凹ませていますが
このまま使うことはできませんね。
直しましょう。
修理後の状態です。
傷は残りましたが、性能は完全に回復しているでしょう。
修理方法はパイプの開口部(3か所)を塞いで、窒素で加圧します。(およそ10気圧)
直したい部分をアセチレンバーナーで炙って赤熱します。
凸部を板金ハンマーで叩いて均すようにして形を整えると丸く戻ってきます。
密閉する治具が引っかかるように
ストッパーリングを溶接しておく必要があります。
また直すこともあるので、このまま付けておくとよいでしょう。
修理作業は3分ほどで終わりですが
蓋を3か所作らなければできませんので
一日掛かりになってしまいました。
修理代ようけもらわんと合いませんね。
180度曲げのパイプの凹みを直した場合
カーブが10mmほど広がってしまうことがあるのですが
そのときは曲げ戻せば、取り付けに問題ないですが
今回のは1mm以内の歪みだったので
このまま修正なしで取り付くでしょう。
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