オリジナル製作の前にサイレンサーを模倣して作っておきます。
上はノーマルサイレンサー。
インナーパイプが壊れていたので
修理して、グラスウールをリパックしてあります。
したが模倣して作ったもの
極力似た形に仕上げてあります。
割り締めのバンドは新作しました。
修理したテールパイプに取り付け確認です。
小さいのでサイレンサー本体のステーはありません。
バンドとテンションスプリングで脱落を防ぎます。
簡単な構造ですが、蓋の成形には金型製作が必要で、丸一日掛かりました。
さて、ノーマルチャンバーを採寸して
エキパイと楕円パイプ作りました。
特に考えはありません。
当時ものをリプレイスする目的なので
同寸であれば性能も変わらないと思っています。
仮組して取り付けレイアウトを確認します。
意外と左右、上下に隙間がなく雁字搦めな位置決めですが
ノーマル形状なので、やり直しすることなく
クリアできました。
当時はダウンチャンバー時代から
アップチャンバーに移行した最初のモデルが、このYZ250だったと思います。
この後の他メーカーも同様なレイアウトになっていきました。
これでノーマルチャンバーとサイレンサーのリプレイス品製作完了なのですが
フレームに一か所マウントステー追加するのかしないのか、
ノーマルはテールパイプのマウントだけなので振動が集中して亀裂が入っていたことから、もう一か所止めると安全になると思うのですが
要検討です。
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