不要不急の県をまたいだ旅行

緊急事態宣言も解除し、自粛警察の脅威も緩んできたと思いますので
実家土地管理のため愛媛県西条市へ帰ってきました。

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半年帰らないと家の前はこの通り
自分の背丈を超える雑草に覆われています。

初日はここの雑草刈払いです。











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二日掛かりで地面が見えるように整地できました。

ガレージ脇のブルーシートは
家の中の古い家具を廃棄するための仮置きです。

両親の50年以上にわたって溜め続けた
思い出の品(ゴミでしかない)を全部捨てるのです。

人間70歳も過ぎたら物に執着してはいけないと思います。特に資産価値のないものは
体が元気なうちに片づけておくのが、親族に
世話にならないために必要だと思います。

これだけの労力と交通費と休業補償は、全て自腹でやらなくてはなりません。
だから、誰も使わない土地ですが、金と労力を払った私に有効利用させていただく権利があると思っています。

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ここは我が家の裏門です。

収穫した果物を選別したりするのに使ったスペースなので、まあまあの広さがあります。

ここも作業台やら古い自転車、みかん箱などで半分くらいスペースが埋まっていたのですが、全部捨てましたので
バイク余裕で置けるようになりました。

何年も前から、こうしたかったのですが
時間がなくて、ようやく念願叶いました。

やっぱりね、バイクは雑多な倉庫にしまうのでなく片付いた場所に置きたいですよね。

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さて次は山にある畑です。
こっちの方が比較にならない雑草の量です。

全部刈り取りするぞ!









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刈払い二日、重機一日で、
こんな状態にできました。

ここは先祖から引き継いだ畑で、果樹園だったのですが、やる人がいないので廃園にしました。

イノシシや猿が毎日来ていて、人間が作物作るのを待っていて、食べ頃になると取られてしまうので、畑やっても無駄なんです。





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これはコース整備というスポーツです。
3日間、体を動かし続ける労働が体力維持に役立ちます。

ワッパ転がすだけがモータースポーツではありません。
2サイクルエンジンの刈払い機も、キャタピラー社のユンボもエンジンを使ったスポーツだと思います。
操作技術で作業時間や仕上がりが違ってきますからね。

しかし、このコースは低速トルクの薄い空冷2サイクルエンジンでは、難しいです。
登り勾配のタイトターンが幾つかあって
半クラッチ多用しないと駆動力がなくて倒しそうになるので
次回はCRF150持ってこようと思います。

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RMとCRM・2WD。

長期保管になるのでエンジン始動確認できたら、タンクやキャブレターの混合ガソリンを抜いておきます。

ここは親父のカローラが置いてあったのですが、処分してしまったので2輪の整備用にしています。

実家に工作機械があれば、ここで仕事して
畑のコースまでは2kmくらいなので
夕方、部活感覚でバイク乗って
そうすれば雑草生える前に庭やコースの整備できるし、海や山が近くて食べ物も上手いし最高なんですがねー。

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遺品の片付けしていたら懐かしいものがでてきました。

高専の2年生ころ写真部だった証拠として
モデルは私なんですが
中山川の河川敷で同級生に写真撮ってもらって、部室で現像した写真をパネルにして
国領祭(新居浜高専の学祭)で展示した作品が保管されておりました。

マシンは77年型YZ80
元祖インター・カラーのツインショックモデル。自動車部の先輩から当時3万円で譲ってもらったものでした。
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この写真は覚えていますが、どこへやったか分からなくなっていたのを発掘できました。

80年の全日本モトクロス、丸亀大会を観戦にいったときのものです。

土曜日125ccで#3福本敏夫さんが優勝して、そのマシンを展示してあったので
スナップ撮ってもらいました。

#5は杉尾車。
水冷エンジンの最初のころですね。


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さて、怒涛の草刈りや実家の片付けでしたが、いつまでもやっているわけにいきません。

後ろ髪を引かれる思いで帰路につきますが、どうしても寄っておきたいところがありました。

喫茶「ランバン」
高専時代にバイク乗り付けて友達と語らった場所。
まだ営業してました。

石井いさみ著、漫画「ナナハン・ライダー」が僕らの時代は流行りでサテンにバイク乗り付けて、お喋りするのがバイク乗りの通例でした。「カフェ・レーサー」の由来でもあります。
真剣にバイク乗らない
「丘・サーファー」みたいなもんやね。


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マスターの英二さん
実に37年ぶりの再会です。

お元気そうでよかった。

若いころ東京で洋食の修行して
極真会館・池袋本部道場で稽古した空手マンでもあります。
30代のころに新居浜へ帰ってきて
喫茶レストラン「ランバン」を開店させたのでした。
当時はコーヒー一杯250円でしたが
いまは400円になりました。


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サイフォンで立てる本格コーヒーの味は
当時のまま、
ここのコーヒーは美味しいですよ。

お店を大きくする必要はありません。
継続することが一番大事です。




これからは頻繁に帰ってくるので
また寄らせていただきたいと思います。


自分にとって大切なものがなんであるか
再認識できた旅でありました。



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