チタンステーはレーザー加工で切り出してもらいました。
鉄やアルミは切削で作りますが、チタンは難削材なので外注です。
材料はこちらで支給ですが、加工賃は安価にできます。
SP(スチールプレート)でゲージ作って
図面に反映します。
曲げ角度も4枚共、微妙な曲げなので
一枚ずつ現物合わせで曲げる必要があります。
ついでに折り曲げベンダー作って
チタンプレートを曲げます。
油圧プレスなので簡単に折り曲げできます。
90度以内と鋭角用のV溝に押し込む方法です。
実際にフレームに取り付けないと
サイレンサーとの合わせ面がわからないので2,3回微調整する必要がありました。
なかなか図面化できない工程です。
車体に取り付けてステー溶接です。
特殊なサイドカバー形状なので
仮止めがやりにくいですね。
マウントラバーとサイドカラーは純正の部品を使用します。
確実な固定と振動対策のため、強度的なクオリティーを満足させます。
取り外してマウントステー本溶接して
加工完了です。
今日はグラスウールも入荷したので
組み立ても完了しました。
グラスウールは社外汎用品では消音性能や耐久性が満足できないので
値段は張りますがレース用の専用品を取り寄せています。
フルパワーだとサウンド・オブ・サンダーなので、インナーバッフルで音圧調整しました。
なかなかいい音になったので、週末天気がよくなったら音量計測してみます。
目標はMX408の計測をパスすることです。
サイレンサー重量
ノーマル 2.6kg
チタン 1.8kg
高価な材料代払った結果です。
スパークアレスター装着により消音させているサイレンサーもありますが
あからさまにパワーダウンした感じを避けるために
このサイレンサーにはスパークアレスターは装着しておりません。別の方法で音圧調整してあるので
実走と音量計測、週末が楽しみです。
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