長期滞留車が3台もあるのに、今年中に終わりそうなのは1台だけ
1週間掛かりきりで途中なのですが
73、74年ころのCR250Rということですが、私は全然わかりません。
製造年が小学6年か中1の時代ですから
オートバイ雑誌初めて読んだのが中2のころなので知っているわけないです。
中2でようやくロードレースだのモトクロスだの競技名を知ったくらいで
2輪車の知識は殆どゼロだったのですね。
それから46,7年経ってパイプだけ作るという使命を預かるようになりました。
無限の協力メーカーで作ったと思われるパイプが見本なのですが、こんなレイアウトでOK出たのかな、という
形状なので悩みました。
シリンダーヘッドとパイプのすき間が僅かで口元引きに抜こうとしても無理でした。
しかたなくフランジボルトを外し無理やり取り外せた感じだったので、新たに作る場合は脱着性を考慮しなければなりません。
なるほど、どうやってもこの展開図では
シリンダーヘッドが近くなってしまうのだなと思い、エキパイ部分のカーブで若干上方に
レイアウト変更してギリギリクリアした感じです。
それでも外すときは、この角度しか無理!という知恵の輪でしか外れません。
サイレンサーの位置に自由度がないため
後ろ側も左右上下、がんじがらめになって
クリアできる奇跡のレイアウトでした。
大体、ヤマハやスズキも当時のアップチャンバーはすき間1mmのがんじがらめばっかりなので、レイアウト検討鍛えあげられているのですね。
このあとサイレンサーもレプリカ作って
さらにもう1台分作るので、年末まで掛かることは想像できるでしょう。
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