一昨年、桶川SLで転倒して後続車に轢かれ、潰れていたガソリンタンクを修理するはずが、
今まで放置してしまいました。
ノーマルタンクのアッパーとロアーに分解して凹みを叩き出しました。
塗装を剥離しようとしたら、全面パテ盛りで
全体がデコボコであることが判明しました。
オリジナル塗装でない中古タンクは
このような修理がされている疑いがあります。
これでは凹んだままの方が価値があると思います。パテ盛りされた鉄板は板金できませんからね。
こんな分厚いパテが剥がれ落ちるのです。
二度と凹ませないタンクならいいですが
常に転倒リスクのあるサーキット走行ですから、こんなタンク使えませんね。
NSRのタンクはジャンク品でも高額で取引されています。
どうせこんなタンクを買うくらいなら、アルミで作ってしまえという今回の企画です。
ノーマル形状にこだわっていませんので
単純な方法で作りました。
車体に問題なく取りついてガソリンが漏れなければいいだけの要件です。
ウラ側はこんな感じです。
ラジエターキャップとキャブレターのワイヤーを逃がす凹み加工が施されています。
燃料コックのパイプはノーマルから切り取ってボルト止めにしました。
コックの位置決めが難しくて
フレームギリギリなので、取り付け角度など
苦心しましたが
問題なくキャブレターとの接続も完了しました。
リザーブ付きのコックなんですが
フィルターの状態が悪くONではガソリンの落ちが悪いことが判明、
フィルターを外して、RES専用にしました。
ガソリン容量9L入りますのでサーキット走行に差し支えないと思います。
ガソリンタンクが付いたおかげで
一年半ぶりにエンジン始動できました。
チョコチョコ手を入れながら、サーキット練習していく予定でおります。
オフロードの乗り方が染みついていてオンロードが上手く乗れませんので、サーキット走行で矯正したいと思います。
今年59歳になってしまったので、競争目的ではありません。どうせ下手だし、誰かに勝たなければならない理由がないですからね。
公道で安全に攻められるように運転技術の習得が目的で、誤解のないように、危険運転にならないようまずはミニバイク
からということです。