サブフレーム・マウント修理その2

前回の修理方法が不適切だったため、広島まで練習に行って、直ぐ溶接が割れたらしいです。
応急処置で、なんとか走行は可能だったようですが、埼玉へ戻ってきたので再修理します。

IMG_1071.JPG

同じ過ちはしない。

破損したマウント部分を金ノコで切り取り
平坦にしました。

ここに削り出しのマウントブラケットを置いて
溶接する方法にします。









IMG_1073.JPG

サブフレームを取り付け、作ったマウントブラケットを仮止めして、締め付け面とボルト穴位置を決めます。

メインフレームのダイキャスト、AC4Cに対して、削り出したマウントの材質はA6061
ジュラ鍛に使う材料で強度も高く溶接性はいいです。






IMG_1074.JPG


本溶接完了しました。
マウントの肉厚をノーマルより増やしたので
同じような壊れ方はしないでしょう。

丁度、緊急事態宣言のため広島の全日本は延期になりましたので
エイジ・ハードニングに十分な期間が与えられます。


本来ならメーカーに打ち上げて破損の原因を究明していただくところですが
破面解析の証拠が消えてしまったので
調べる手段はありません。
多発性がなければ物不良だったということで
かたずくでしょう。


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.precious-factory.com/mt4/mt-tb.cgi/1001

コメントする