90年ごろに全日本モトクロス会場として建設された同コース。ビデオニュースで見たくらいで私は現地へ行ったことが無かったですが
折角、四国に帰っているのに行ってみるのもいいかなと、急に思いたちました。
帰省の主目的は実家の管理ですから
やることやってから遊びにいきましょう。
4月に刈り取った草が、このように生えそろって車両が入れません。
いつものことなので驚きませんが
猛暑の中、重労働は老体には堪えるのお
遊びに行きたい一心で、全力で草刈りして
このとおり一日できれいにしました。
明日、美馬へいくぞー!
山の畑も残っているんですが、モトクロス場は土日祝しかオープンしてないそうなので
畑の草刈りは月曜日からにします。
実家から120kmの距離、高速使えば1時間半という位置ですから
埼玉の家からMX408と同じくらいの距離ですね。
徳島県の道は全然走ったことがないので
グーグル・MAPを頼ろうとしたのが最大のミスでした。
グーグルは最短距離を表示するようにできているみたいで、最寄りの美馬ICから確かに最短かもしれないけれど
今まで経験したことがない酷道へ案内されました。
道幅はキャラバンで一杯くらいの急勾配の道が10キロ近く続きますが、途中で落石や倒木もあり、路肩はガードレールのない崖です。最悪なのはカーブが上りながらV字鋭角ターンです。
10か所くらいは内輪が空転しながらフルロックターンでないと曲がれないコーナーがあります。
対向車きたら離合不可能なので、ペーパードライバーの人はグーグル・MAPの案内に従わない方が賢明でしょう。
同じ道を帰る自信がないので、ちょうど来られていたMFJ四国ブロックの人に安全な道を教わりましたので、帰りは安心です。
朝一誰もいなかったので、もしやクローズかと思いながらコースウォーキングしてみました。
「か、固いじゃん!」関東のどのコースにもない独特の路面です。土に大きめの砕石が埋まって固まった感じです。
ここで転倒したら肉が裂けること間違いないでしょう。
クローズなら走らないで済む、こんな路面は見ただけで十分だ、帰ろう。
と誰もいないコースで弱気になった自分がいたのですが、ウオーキング終わったら人が来始めて
「やっぱり乗らなきゃいかんのかな、トホホ」と気持ちを切り替えて準備しました。
最終ストレートのリズムセクション?
間隔広めのフープスという感じですが
スピードが乗っても安全な形、いいですね。
最後のテーブルトップもいい形。
ガッチガチの路面もタイヤの性能のお陰で
走ってみると不安ではないですね。
むしろ動かない固さのおかげで舗装路のように走れます。
関東のコースにありがちなタイトコーナーがなくて気持ちよく開けられて、満足度は高いですぞ。
台風接近中の予報でマディーを予想していましたが、見事に外れて日中は快晴でした。
なのでソフトタイヤではブロックがもげそうなので、ミディアムに変更してから乗りましたが、バッチリ正解です。
逆に濡れているとどうなのか、石が埋まった路面にタイヤが噛むと思うので
関東ローム層のようにニュルッとくることはなさそうです。
今回は荷物の関係でフルサイズ積めなくて150を持ってきました。
次回の帰省も美馬をスケジュールにいれること決定です。
さて朝来るとき怖かった順路ですが、教えていただいた道をおさらいする形で、木曜に埼玉へ戻りながら
全部一般道でコースまで行ってみました。
実家からR11で川之江からR192で徳島方面へ、高校野球で有名になった池田から県道12を吉野川に沿って走るのですが、大雨で視界が悪く教わった交差点を見過ごしてしまい、美馬ICまできてしまいました。
ついでなので別ルートも走っておこうと、R438から行くルートで上ってみました。
分岐点には全て美馬モーターランドの看板がついていてわかりやすいですが、美馬ICから20kmも山道上ります。
では、下りはMFJの人から教わったルートで12kmでした。愛媛から行くなら断然県道12の三野町から上るのが近いことがわかりました。これで次回はナビ無しで来れるぞ、と。
畑の草刈りへ行く前に、気になった場所へ行ってみました。
実家からクルマで12分のところに「瀬戸内海サーキット」というロードコースがあるという。
隣町の丹原町にあるのですが、ただならぬ設備の行き届いたサーキットです。
駐車場は全面屋根つき、アスファルト舗装
水洗トイレに軽食喫茶店(現在食事の提供は中止)はサーキットにはお約束です。
ドライバー以外のお客さんが来て快適でなければ、そのスポーツは流行ったりするわけないです。 ゴルフ場しかりですね。
ホームストレート前のパドックも全面屋根つきで
その上が管制塔と屋根付き観戦スペースになっています。
このような田舎に(だからこそか)これだけの施設を建設したものです。
コース幅も十分で複合コーナーも多く本格的です。
最終コーナーを縁石踏みながら立ち上がっていくS660。
そうです、ここは4輪とカート専用サーキットなので、通常の2輪枠はありません。
なので2輪販売店が貸し切りにして走行会はできるようなので
2輪で走る場合は参加者集めて借りるしかないです。
朝から、愛媛ナンバーはもちろんですが
三河ナンバー、滋賀ナンバーの改造したクルマが自走できていたので関西地方ではメジャーなサーキットなのかも知れません。
オーナーさんのコレクションなのか
コスモスポーツやテスタロッサがガレージに保管されています。
他にも複数、名車のコレクションがありましたので、オーナーさんの財力が伺いしれます。
知らんかったナー、この丹原町にですよ。
コッチの方も日程チェックして大会日に観戦しに来たいです。
もう慣れましたが、4か月放置するとこのようになってしまいます。
近隣の果樹園に迷惑(雑草の種が飛んでくるから)なのと
管理者不在が明らかなので、何者かが無断で侵入した形跡があり
出来る限りキレイにして個人所有の土地であることを明確にしておきたいです。
ここは二日掛かりで刈り払いできました。
もう10回以上やってきたことなので
作業日数が分かるようになったので
予定は立ちやすいです。
私有地なんでバイクも走らせたいですが
草を寄せて道を作ったり、重機で整地もしないと快適にならないので
日程が少なくて走行には至っておりません。
土地を放棄してないよ、というアピールが目的なのです。
そして、美馬の順路を確認し終えて
再び県道12を鳴門方面に向かいます。
県道12は池田ー鳴門線という道路名なので、これまた行ったことのない鳴門公園を目指します。
すると、四国第一番札所の門を発見。
ここが四国八十八か所札所の一番目の霊場、「霊山寺」ですね。
実家から近い横峯寺は険しい遍路道を山奥まで歩くイメージなので、普通の県道沿いに現れると、いまいち満足感が湧きませんが、本堂へ入ってお賽銭しておきました。境内にあるお池の錦鯉が見事でした。蓮のお池は極楽浄土の様子を表現しているのでしょう。
鳴門公園展望台、着きました。
実は初めてではなく鳴門大橋建設中にきたことがありました。
39年前、高専の5年生ころ
同級生のKK君はカリーナ2000GT
私はホーク2(CB400T)の2台でつるんで新居浜から爆走してきました。
あのときも同じ展望台から鳴門海峡の巨大建造物を眺めていたのを思いだしました。
KK君はジョノカー連れだったので、私は一人ですっ飛ばして帰りましたので周囲をよく散策してなかったのです。
鳴門公園、思っていたより素敵な場所でした。公園に向かう海岸はビーチになっておりサーフィンに興じる姿など見られ、大自然と巨大建造物の融合した景色、岩礁を急激に流れる潮のようすなど
ここでしか見れないもの満載です。
道路もいいので、今度四国ツーリングのルートに入れたい場所です。
展望台までは外の遊歩道で上がれるのですが、建物の中にエスカレーターがありました。
どうやら「東洋一長いエスカレーター」だそうで、上から見ると下が小さく見えます。
カメラに対して窓が水平なので、目の錯覚が起きていますが、これは急勾配なのです。
逆にエスカレーターのステップがこっちに向かって起きているような感覚です。
いやいや今回の旅は予想外の物が幾つも見られて飽きることがなかったですが、時間が経つのが早くて既に埼玉の工場で業務が開始されようとしております。
今回は徳島ルートが一般道だったので帰路887kmでした。
朝8時半実家出発⇒美馬と鳴門によりながら、夜11時半埼玉到着、15時間連続運転でした。