サブフレームのサイレンサーマウントの不具合ですが、アルミプレートがサイレンサーの重量に耐えられず、後ろ側に亀裂が入ります。亀裂が発生したら破断するまで1レース持たずにサイレンサー脱落という事態になります。
これは走行の少ない車体なので亀裂が入る前に補強しておこうと思います。
ノーマルサイレンサーのステー厚さが12mmあるのに、サブフレーム側のプレートは6mm厚の一枚板で
断面積が少ないことが原因でしょう。
プレートの後ろ側の応力測定したら高い数値が出ることでしょう。
ノーマルのプレートに被せるブラケットをフライス加工で作りました。
オリジナル設計なので、誰かの真似はしておりません。
実走で不具合を出さないための対策を考えたものです。
ノーマルのシートレールとマウントプレートに被せて仮止めします。
ノーマルの取り付け位置を変えないで
強度アップすることが目的です。
見た目で頑丈な感じです。
これで亀裂は発生しないと思います。
裏側も全周溶接です。絶対外れないでしょう。
シートレール内側の盛り上がった部分はリヤフェンダーをカットする必要があります。
ボルト穴の座グリ加工はフランジナットで裏から締められるようになっています。
たまにボルトが締まってなくてマフラーが脱落させることがあるので
締め忘れ防止ですね。
もうすぐ長い休みだった全日本が再開します。後2戦ですから最後まで壊れないで走ってもらいたいです。
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