今週末はクラブマンMX第7戦、第105回全日本モトクロス競技大会。
全日本という名称は競技団体が日本でここだけしかなかった黎明期から続く伝統らしいです。
今年2回目のフルサイズMXerでのレース、実は来週のための肩慣らしのつもりです。
17日は四国モトクロス選手権、82年以来の四国戦出場に新たな気分で臨みます。
実家の草刈りのついでに四国遠征で、会場は8月に練習に行った美馬モーターランドです。
MFJライセンスも20年失効していたのでノービスクラスです。実力どおりなので調度いいと思います。
そして24日はMFJ日本GP、SUGO大会観戦ですが、主目的は仙台のお客さんから車両預かりに行くことです。埼玉までレンタカー借りて2往復運搬していただくのは申し訳なく思い、GP観戦と抱き合わせれば1往復で済むでしょう、という考えです。
今製作中のCRF150R用チタンサイレンサー。
お客さんから受注したので、今週中に完成させなくてはレースにいけません。
材料が少し取り寄せ中なので中断しています。
待っている間に別の仕事も進めておかなくては。
ノーマルサイレンサーが取りつくようにチタンのエキパイも作っておきます。
今回はサイレンサーとセットの注文なので
それぞれ純正部品との互換性を持たせるようにしています。
エキパイ上部にレゾネーター装着してありますが、効果のほどは、150用としては今回初めてなので、納品してからインプレ聞いてみたいと思います。
金曜日に材料が入荷すれば間に合うのだが・・・
純正部品と互換性を持たせるため
サイレンサーはノーマルエキパイに取り付くように作ります。
サイレンサーのチタン材についてメリットはあるのか、
グラスウールが入ってない状態で
重量は800gしかありません。
ノーマルはグラウウール入りで1.6kg
中々軽いですがアルミボディとステンレス材の組み合わせです。
アルミの部分は柔らかいので凹みや傷がつきやすいですが、チタンは硬いので0.8mmという薄板でも凹みや傷に対して強いというメリットになります。
ここのプレートが材料待ちの状態なので
スチールプレートで位置合わせまで完了させておきます。
チタンプレート入荷と同時に同形状のステーを作って溶接するだけです。
チタンエキパイも当たり前ですが取り付くことを確認して、材料を待つだけです。
なんとか今週末のレースに行けるかな。
上がノーマルエキパイ
中はチタンパイプに置き換えただけの仕様
下が今回レゾネーター追加した仕様。
フランジは3つとも、アルミビレットにて製作
今回は拡管の方法を変えました。
パイプを曲げる前に
φ31.8⇒φ35
φ35 ⇒φ38.1
パイプの端を油圧プレスで拡管してから
手曲げしておりますので
中より下のパイプは繋ぎ目が少なく出来ております。
一日経って
チタンプレート t2mm
レーザー加工が出来上がったので
油圧プレスで曲げます。
曲げ角度はスチールプレート試作したもので
車体合わせしたので
同様に曲げるだけです。
t2チタン3枚合わせです。
絶対に亀裂入らない構造だと思います。
今度乗るライダーが規格外なので
丁度良い耐久性確認できそうです。
グラスウールも詰めて組み立て完了
車体は自前のCRFを治具代わりとしているので
マフラー、エキパイ単体で納品です。
オーナーは今週末HSRへ行っているので来週ですがね。
これで明日、軽井沢MPへ出発できます。
そして日曜日はオジサンライダー集まって、お楽しみのMXレースです。
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