フルモデルチェンジされた22モデルCRF250のマフラーを早くも潰して修理になりました。
幸いマフラー本体に損傷はありません。
この潰れたエンドパイプ部分の修理になります。
本来なら純正部品を取り寄せ交換するだけなのですが
今週末のレースで土曜日から使います。
さらに移動日は木曜ということですから
あまり猶予がありません。
そのためパイプエンド製作にします。
先ずはセパレーターの外周をアルミ板で巻いて作ります。
圧入するくらいピッチリ嵌めないと組み立てできなくなる重要な部分です。
次にパイプエンドの蓋
フライス加工でツバ出し形状にして装着してあります。
二つのパーツの間を繋ぐ板の展開図を作成して溶接組み立てします。
傾いた2面を上底と下底に持つ多角形台
ちょっと難解な展開図を作成し
t1.5のA5052を曲げ加工して作りました。
ここまで来れば出来たも同然。
溶接して研磨仕上げで外形は完了です。
M5ボルト用の穴加工をすれば組み立てできますが
本体に嵌め合いが上手くできるかが
寸法の合否を決めることになりますが
計算上は組み立つことになっています。
問題なく組み立てできました。
アルミ板は材質的に純正より硬いはずなので若干の強度アップも果たします。
祭日なのにどこにも行けませんでしたが
一日作業で完了したので
部品調達が間に合わない以上、最短で直す方法の一例として記しました。
時期的に他の手段がなかったですね。
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