四国に出発前、軽井沢のレースで泥水を浴びたのでKTM350SXFのリヤフォーク廻りを外して
グリスアップ整備したときだと思います。
KTMのスプロケットガードはリヤサスのボトム側チェーンスライダーを兼ねている部品なのですが
先週の練習走行で脱落、紛失してしまいました。
さすがにスプロケガード、チェーンスライダーを取り付けないで今週末のレースを走るわけにはいきません。
しかし、部品注文しても今週中に入荷することは不可能です。
一番確実なのは、スプロケットガード作ってしまうことです。
伊田さんから450のスペアパーツ借りてきて、見本にして作ります。
先ずはチェーンスライダーを直線でフラットバーから削りだします。
中央の凸のレールがチェーンのローラーに当たるラインになります。
スライダーを曲げて、エンジンとフレームにマウントするステーを削り出して溶接します。
この形状で車体にフィットすることは確認しておきます。
ボルト穴位置だけでなく
もちろんチェーンラインもフィットしています。
上が見本の450用ですが350には取りつかないです。
下がアルミで作ったスプロケットガード
これで完成です。
一応、純正部品も発注済みですが
今週末はこれで間に合います。
工場レーサー風になりました。
加工時間はほぼ一日掛かりでしたが
これが最短の方法なので迷わず実行です。
イタリア在住のお客さんからメールで教えていただきました。
3タイムス・125ccワールドチャンピオン。 キッコ・キオディ
まだ乗っているんですね。ていうか、体凄い。
小柄なライダーとして最高のお手本の人だと思っています。
忘れられないMXライダーの一人。
SUGOの世界戦で目前に見れたとき感激しました。
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