還暦前のオールド・ライダーですが、モトクロス歴40年がミニバイクも乗ったことないようでは本当のバイク乗りと言えないのでは、と思ってやり始めたのが2019年。
その年に入手したNSR50でしたが、シェイクダウンの日に転倒してガソリンタンクを潰してしまい、面倒なので修理を先伸ばしにしていたら、パンデミックが起こり2020年は一回もサーキットへ行くことはありませんでした。
そして2021年、1度しか乗ってないNSRをせめて可動状態にしておくべきだと考え、ガソリンタンクの修理に着手。ところが切開したタンクは全面パテ盛りの板金不能タンクということが判明、いっそのこと
修理しやすく、錆の心配もないアルミタンクにして済ませようとしてタンク新造。
NSR購入時から計画していたチャンバーも作って、ダイノジェット計測もしました。
転倒してから2年の歳月が流れましたから、そろそろ行かなきゃいかんだろう。ということで
行ってきました桶川スポーツランド
隣はマン島TTライダーの山中選手。
前々から練習ご一緒する約束をしていたのが、ようやく実現です。
全日本ロードレースも現役で、鈴鹿8耐は毎回出場できる速さを持っています。
サーキット初心者の私からすると雲の上の人なんですが
私の走りを見ながらアドバイスをいただいたので割と早期にレベルアップできるんじゃないかと期待しておりますが
今日最初にコースインしたときは自分でも恐ろしいくらいにバイクに乗れなくて、モトクロス40年の経験など何の役にも立ってないと痛感しました。
これは全く別のカテゴリーへの挑戦と開き直って取り組んでいく所存であります。
オフロード専門の人は、おそらく舗装路のサーキットが簡単なんだろうと思うかもしれません。
もし普段からロードバイク乗った経験がないとしたら、経験したことのないスピードレンジで、転倒したらただ事ですまない感じがする
サーキットに戸惑うに違いありません。
ミニサーキットでさえ難しいですから、国際規格のサーキットがどれほどのものか、想像がつきません。
実は本田技研のライダー訓練で鈴鹿サーキットは走らされたことがありますが、恐怖でしかなかった記憶があります。(スピード出すことに向いてないんでしょう)
だからミニサーキットも満足に走れないようでは一般道や峠道で攻めることが危険行為の何物でもないと思って、舗装路のテクニックを身につけておこうという目的の練習です。
ここは排気量やクラス別で3つのコース設定が決められているのですが
ミニバイクはミドルコースという設定で
メインストレートから最初の左ターンを第1コーナーとするレイアウト。
上級枠の基準タイムが45秒以下。
今日の私は頑張っても52秒代・・・
あと7秒も短縮することは不可能のように思えますが、まだ2回目のサーキット走行なので、どこまで詰められるかが、これからの頑張りに掛かっていると思います。
しかし、今日も午前中最終枠でスリップダウン。12インチのスリックタイヤは滑りだすと止められない感じであっけなく転倒します。
まあ攻めようとして失敗していることなので
乗り方を分析して、次回の走行で試そうと思っています。
それじゃ、これからはオン・アンド・オフで老化防止ライディングしていきます。
コメントする