KTMエンジン始動不良で練習用バイクを失ってるうちに
暖かくなったら桶川スポーツランドへ乗りに行くNSR50を整備しておこうと思います。
去年最後に乗った感じで、サスの性能が低いことが分かりダンピング・フォースを高めようと思います。
桶川の新レイアウト、2コーナー手前まで全開で入りたいのですが、緩いバンプでサスが底づきして
恐ろしいので安心して走れるようにしたいのです。
まずはフロントフォーク
スプリングも換えたいですが
今回はインナーパイプのオリフィス径を
変更します。
ノーマルの原付1種用なのでサーキット走行に耐えられる性能ではありません。
これは標準状態
フォークオイルは重力でボトムケースに溜まっていて、インナー下側の穴を抜けて
ピストン下側に満たされた状態です。
フォークインナーが圧縮方向に下がってくると同時にフォークオイルも圧縮されていきます。
そしてフォークインナーが上方に伸びて行き
ピストン下のオイルがオリフィスを通過して減衰力を生むわけですが
そのオリフィスを溶接で埋めて小さい穴に空け直すのです。
φ2.8のオリフィスをφ2.0に変更しました。
穴位置ボトムからの距離は同じです。
これでオイル通過の抵抗が増えるので
サスのふわ付きが軽減されるはず。
本当は固いバネ入れたいですが、今回はこれで様子見です。
油面は10mm上げてエアーボリュームは減らしておきます。
次はリヤショックです。
ノーマルは減衰調整付きですが
調整しても変わらないという代物です。
伸び側、締めてもロッドのスピード変わらなかったら調整付きの意味ないですからね。
このショックの問題点は
ニードル先端の形状によるものだそうです。
写真のニードルは加工後のもの
ノーマルは先端部分の形状不良で
オイル通路を適正に絞れてなかったようです。
ロッドCOMP組みあがったので
ショックオイル入れてダンパー組み立てします。
ホース付きはリザーバー一体式より組み立て難いです。
ショック組み立て完了
窒素封入ですが
指定圧20kg/mm2ということで高圧です。
さてどんな乗り味になっているか楽しみです。
桶川は関東ロードミニで大盛況なので
比較的空いている平日がテスト走行には狙い目でしょう。
KTMの部品待ちで乗れない休日に
ロードバイク整備でしたが
いよいよ国産モトクロッサー導入に動き出しているのでした。ムフフ・・・
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