モトクロス・スタートの、今や必需品とも言えるローンチ・デバイス。
フロントフォークを沈めてフロントアップを抑制することで確実なスタートダッシュを得る装置ですが
誰でも使っているので、装備してないと不利です。
殆どの人は用品店で販売されているものを購入して使っていると思いますが、
人と同じことをするのが嫌いなマイノリティーの私は買うより自作派であります。
何故か?その方が圧倒的に面白いからですね。
初めての構造なので、考えながら作りましたが
想像したとおり動作するかは
実際に使ってみないと分からないと思います。
だから図面値は無くてイメージだけで加工しました。
初めてというのは、既存のデバイスは
ライダーがフロントを沈めて
メカニックがプッシュしてセットする必要がありましたが、これはライダー自身でセットできるしくみになっています。
セット方法はこのとおり
引っかける爪を押した位置で抜け止めピンを指しておきます。
この状態でフロントフォークに荷重をかけて
沈めたところで自動セットされます。
爪が引っ掛かったらピンを手で抜いて
スタート準備OKとなります。
フロントブレーキをかけて勢いよくフォークを沈めるだけでセット完了
メカニックが付いてなくても一人でできます。
外したピンはタイラップなどに差し込んでおけば捨てることなく再使用できます。
私の走るクラスはサイティングラップ後に
素早くデバイスをセットする必要があり
手間取ることがスタート前のストレスになってしまうので、何としても完遂させたかったアイテムでした。
(買ってきて付ければ手間はかかりませんが、作った方が面白いからやっていると冒頭で書きました。)
コメントする