2022年6月アーカイブ

今年2回目の実家帰省です。恒例の草刈りですね。

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玄関はこんな感じ

まるで廃屋の様相ですね。

ドロボーさんが簡単に入れます。

毎回家の中が荒らされてないかドキドキしながら入ります。







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庭も雑草が生い茂っています。
6月ころが雑草の生える勢いが最大になります。


今回日程が少ないので大急ぎで刈り取りに掛かります。








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一日掛かりで家の周りは刈り終わりました。

翌日に山の畑も刈り取ってから
何もしないで帰路につく予定です。











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コレクションの77年型RM125

エンジン始動確認してから
タンクとキャブのガソリンを抜いて
保管しているので、今でも実働だと思います。
埼玉で何もすることがなくなったら
山へ持って行って乗り回そうと思っています。
そのときまで、ここでおとなしくしていてくれ。




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これはCRF250のキャブ車最終型

ノーマルはツインマフラーなんですが
これはシングルマフラーになっていて
とてもパワフルです。

ガソリンを抜いて保管してから2年
エンジン始動確認です。
チョーク一発、あっさり始動して
アイドリングも安定しています。
最後のキャブ車モトクロッサーも1台
残しておこうと思います。



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さて畑も上の段だけ刈り終わったので
早く帰りたいから
残りは次回来たときにやろうと思います。


これで役目は果たしたことにします。









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最終日は朝一で姫路城見にいきました。

実家から2時間くらいで行けるんです。

木造現存天守を目指して、四国4城を見てきましたが
姫路城は初めて、これが江戸時代の初期に
建造されていたなんて、信じられないです。

その大きさと精巧な木造建築の見事さに圧倒されます。

世界文化遺産、国宝の名声は文句なく人類の宝ですね。

第二次大戦で陸軍の基地があったこの場所を米軍機が空襲して焼け野が原にしましたが天守郭部分だけ攻撃しなかった米軍の英断があったことで今があります。戊申戦争のときも無血開城であったことも永久保存される運命だったでしょう。

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6層にわたる大天守ですから
6階から見る高さはこんなものです。

クレーンも無い時代にこのような高層建築がどのようにして行われたか、
巨大で精巧な木組みの工法、
全て驚きの連続で、何度でも訪れたい場所の一つです。







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屋根の上に乗っている大きな鯱

実物を真近で見れるのはここだけかも

現在乗っているのは昭和時代に復刻したものを使っているそうです。

ここでも壮大なレストレーションが行われているのです。




スバル360のコンペティション用チャンバーを解体して内部構造を測り、復刻したのが20年前。
オーナーさんからリヤエンドのパイプが破損したので、修理してほしいということで
現品が送られてきました。

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この象の鼻のようなエキパイを作ることが難しいということで
我社に依頼されて作ったチャンバーでした。

タイコの部分は3部屋に分かれていて、
腐食して使用不能だったオリジナルのタイコを切開して内部寸法まで再現してあるので
性能も同等になっていると思います。

破損したパイプエンド以外は劣化も少ないようなので、早速エンド部分の修復に取り掛かります。



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デュアルエンドのはずが、1本はベースの板が割れてパイプが無くなっています。


パイプはリヤバンパーの下側に付き出す形ですが、タイコの変形はないので
圧力波による振動が原因で鉄板に金属疲労を起こして割れたと思われます。







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図面は残っていないですが
残った現品は2重パイプになっているので
同様に2重パイプを作っておきます。

バンパーを避けるために若干曲がったパイプになっています。









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ベースの板を重ねて溶接します。

タイコ内部に3cmほど突き出した仕様なのでベース板に差し込んであります。











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本溶接して修復完了です。














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スバルのオーナーさんは
ずっと乗り続けていきたいとおっしゃるので
時々亀裂チェックしながらでしたら
使い続けられるでしょうと申しておきました。

このタイプ2台くらい作ったと思いますが
20年経ってこれくらいの外観なら
問題無さそうです。