全日本MX第3戦は予想通り雨がふりましたが、決勝レース中は止んで蒸し暑いヘヴィマディという状況でした。
通常の整備と違って、込み合った洗車場で
泥を落としてから時間との勝負。
テントの下も蒸し風呂状態で最後の調整に掛かるわけです。
僕の担当車両は十分に準備してきたので
各部点検程度ですが
急変する天候をみて出発10分前にタイヤ交換の指示が出たりして
にわかに慌ただしくなるのがメカニックとしては試練ですね。
一応、年齢だけはベテランなのでミスが許されません。
たっぷり水分を含んだスタート直後のストレートは各クラス、こんな感じです。
視界は狭いと思いますが、アクセル緩めると
後続から追突されたりするので
我慢の突っ込みでしょう。
最前列だけ気持ちヨカでしょう。
走行動画はMFJ・LIVE配信などで閲覧ください。現地で見るよりわかりやすいです。
特にメカニックのサインエリアは殆ど見えない!
土曜の公式練習のあと予選はキャンセル
日曜の公式練習(タイムアタック)
決勝レースで3回の泥落とし、
新調したKOSHINの洗車機が快調で泥落としが順調でした。
この後ダンロップの新型MX14にタイヤ交換です。
他チームのライバル車たちはMX33が多かったように見えましたが、この辺の選択が明暗を分ける気がします。
結果はホールショットからオープニングトップで5周目最終コーナーで集中が切れて、甘いラインをインから刺されて流れが変わりました。5分短縮されたレース時間と荒れたレールの状況からライン変更が困難なことから、トップをキープすることは可能だったレースでしたが、最終周で転倒などもあって4位フィニッシュとなりました。
レース前のウイークデーもエンジンメンテナンスして、2戦連続ホールショット獲得でメカニックとしては手応えのある内容でした。
また2か月近くインターバルがあるので、どのように進化してくるか、または怠けて後退するか怒涛の後半戦に向けて考えていかなければなりません。
元全日本チャンピオン高浜選手のチームハマー
のマシン。
IA1小方誠・車
IA2鈴村英喜・車
IA1池谷勇太・車
IA2・藤井カズキ・車
そしてレディースクラス
畑尾転倒で3位入賞の久保まな・車
#27車は我社のモディファイ・メンテナンスで走っております。
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