遠い昔、92年にモトクロス現役を辞めて3年くらいレースから足を洗っていました。
もうずっと走らんでいいかな、と思っていたのに
ひょんなことから95年にMCFAJに出始めて28年も続けてきました。
始めたころのライダーはもう誰も走っていません。
自分だけ長いことやっているなー、とか60歳の節目なんでそろそろ辞めておくか、とか
考えるようになっても、今辞めれない理由があります。
それは自分のレースが完結していないと思っているからです。
マディのレース翌日は午前中かけてマシンの洗車や泥だらけのウエアの洗濯などに費やします。
今年MCFAJを走る愛機はCRF150R
2010年型ですが消耗部品全て新品に入れ替わっているので1年落ちくらいのコンディションです。
走りは絶好調のはずなんですが
前回のレース軽井沢MPの前にマフラーの仕様を変えたところキャブセッティングが合ってなくて苦戦を強いられました。
フルパワーにしようと思ってディフューザーを外していったのが間違いで
ただでさえ高地セッティングなのに、排気系が抜けるようになると高回転になるのに時間がかかる、即ち加速が悪いという状態になります。
長くないストレートでは車速が乗るまで時間を要すると、競り合いに負けてしまいますので
勝てるレースを逃したと思います。(ベストラップは出ていましたから)
そして先日のOFV大会の前にディフューザーを作り直し、セッティングやり直して好調になりました。
しかしレース日は雨、マディの路面で失敗を犯してしまいます。
ヒート1は1周目ゴーグルに浴びた泥で視界ゼロになりコースアウト、最後尾から追い上げて4位
ヒート2は気合入れていったつもりがさらに悪く、1コーナーで泥浴びて再び視界ゼロのまま滑る路面に対応できず転倒。再始動に時間がかかり30秒ほど遅れてのビリスタートで8位フィニッシュ、総合7位という悔しい結果になりました。
今年のMCFAJはSE150に専念しようと思ってましたが序盤に雨のレースを棄権したせいでランキング10位に沈んでいたので後の2戦、真面目に走ったら5位まで挽回できました。
レースは最後までやってみないと分かりません。途中で辞めるわけにいかないので、残り5戦で調子を上げていきたいと思います。
1年走り切るまでは来年のことを考えている悠長な気分ではないということです。
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