70年代旧車モトクロッサーのチャンバーは、ご注文された時だけ小ロット生産していますが
前回生産から数か月や1年以上経過すると忘却曲線に従い作り方を忘れてしまうので
取り付けレイアウトの隙間10mm以下の部分などは実車で確認しないと保証できなくなります。
サイレンサーは直線的なパイプなので
取り付けの差は出ないですから支給品で確認します。
問題なくハマることは分かりました。
幾つかチェックポイントがあります。
ダウンチューブとパイプ内側の隙間
5mm設定とします。
ガソリンタンク下とフロントフェンダーとの
最も近い部分で10mm空いています。
前後どちらに移動しても当たりそうです。
この位置でシリンダーヘッドとの隙間は
最も近いフィンの角で8mm空いています。
ここも僅かに後ろに傾いたら当たります。
前に傾くとフェンダーに擦るというわけです。
このパイプを基準に組み立て治具に隙間を記しておいたので、今回の製造ロットは同じレイアウトを守れるはずです。
ワンオフ製作だと比較するものが無いので
1回クリアすればOKですが
ロット生産の場合はクリアさせる回数が増えるのでその分難しくなります。
来月半ばまでこれに掛かりきりになる予定です。
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