1979年型CR250Rビンテージモデルのリプレイス用パーツです。
毎度ホーリーエクイップ様からのご注文のロット生産で100台以上生産したはずですが
難易度が高く安定した品質でお届けすることが難しい現状です。
今回製造上の問題で一部変更されたチャンバーと、分解を簡略化できるサイレンサーを新たに
製造することにしました。
支給いただいた治具に合わせて
エキゾースト取り付け完了しました。
変更点は水圧膨らまし製法のパイプですが
φ100の90°曲げの成形時に
結構な確率で鉄板が破裂してしまい
歩留まりが悪い状態が続いていましたので
破裂しない方式で、巻いたリングを繋いで作るようにしました。
失敗する度に5時間くらいのロスが出ておりましたので
10回失敗すると50時間タダ働きということになりますのでやむを得ず作り方変更です。
(老眼のためなるべく溶接時間を減らしたい)
段取り回数を少なくできるので
同じ物を連続して作った方が効率がよくなります。
また過去に作った実績があっても
半年以上期間が空いてしまうと
作り方を忘れてしまうのです。
何故なら、毎回治具に合わせて微調整する部分が多いのですが、それらのコツは数値化されてない勘と手作業によるものだからです。
何処を切って何処を繋ぐと車体