2010年に新車購入したCRF150Rを乗り続けています。
今年で14年目ですがエンジン関係はシリンダー、シリンダーヘッド、クランクシャフトが2年前に新品交換されていてピストン廻りは4か月毎、ベアリング、オイルシールは2年置きくらいで交換してきましたから
購入時から変わっていないのはクランクケースだけになっていました。
普通のユーザーは全部品交換する手間と金額を掛けるより2,3年置きに車両を入れ替える方が安上がりと考えるでしょう。
ここでは、新車に買い替えるほどの理由がない。
モデルチェンジされて仕様変更がない限り、消耗部品をメンテナンスすることで性能は維持されるはずである。
そのような考えで14年も同じ車体を維持してきたわけですが、購入した当時の年齢が47歳ということに
年を取ってしまったことを認識するばかりです。
故障したわけではありません。
問題なく走りますし、
ただ14年も使ったクランクケースが何らかのダメージを負っていることは明らかで
新車のような感覚でないことは認識していました。
また少し仕様変更されているようで
このエンジンはミッションとエンジンオイルが別系統になっていてクランク室の圧力は大気開放されない構造になっています。
これがピストンの上下運動でポンピング・ロスを生んでしまうため、クランク室に横穴が設けてあるのが現行の仕様です。
これで前回のエンジンとどのようにフィーリングが変わるのか試すことができます。
仮組みしたケースにトランスミッションが入っていますが、点検のため全バラにしましたのでギヤチェンジの動作確認のため入れてあります。
このあとケース開けてクランクシャフトやその他部品を組み付けていきます。
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