新造チャンバーは最低地上高を少しでも上げる目的で支給されたチャンバーより前側に移動させるため
エキパイのカーブをフロントタイヤ寄りに作りました。
これによりフロントカウルはカットすることが必要ですが了承済みなので、このまま進めます。
スペックは見本を測定して忠実に作ってあります。
これもオーナーさんの意向なので
この車両の乗車経験もない私からは
得に意見はありませんので
注文に従って要件をクリアさせるだけですので
自由気ままに創作しているわけではありません。
取付け位置を決定するのに
スワッピングされた車体にはマウントブラケットが存在しません。
リヤアンダー・クロスパイプにエンジンマウントブラケットは増設しましたので
ここのボルトを使ってチャンバーステーの固定をするのが確実と判断して
ステンレス板で延長して止めています。
サイレンサーの位置を検討するために
支給された社外品を装着してあります。
したがってサイレンサーフランジの3か所M6
ビスはこのまま使用して
R15外装に合わせたサイレンサーデザインにすることがオーナーさんの要望です。
タンク、シートは変更ないので取付けしていません。
サイレンサーの固定をどのようにするか考え中です。
サイドカウル下側のステーは4ストエンジン側に付いているため
エンジン換装して失われた取付ステーを
フレームに溶接して追加しました。
脱着式のアルミプレートとサイドカウルをM6
ネジで固定します。
シフトペダルのアームが干渉しないように留意した形になっています。
フロントアンダーカウルはラジエターと
エキパイが当たるところを削除して取付けしました。
タッピングスクリューとリベットの固定方法は純正のままです。
リヤホイール外していますが
リヤブレーキサポートにスピードセンサー付けるネジ穴の加工を行っています。
これもご注文の内容になります。
R15カウリングの取付けできました。
サイレンサーのデザインは4サイクル風に作ることを要望されていましたが
全体の雰囲気でこのように決めました。
2ストエンジンには容積が大きいように見えますが、中に2ストサイレンサーが入った2重構造で外側はダミーなのであります。
エンドパイプの大きい出口の中に2サイクル用のパイプエンドが覗いている形です。
これでこの車体に関するご注文内容は完了となります。
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