ホンダインテグラ・エンジン型式B16Aの無限ブランドエキマニの凹み修理です。
車高の低いホンダ車の一番低いところを
エキマニが通っているので段差を通過すると
当たることがあるようです。
廃盤の部品で入手困難なので
元の状態に戻すには修理するしかありません。
2輪用のエキパイと違って分解できない構造となっていて窒素封入する治具が大掛かりになってきます。
スタッドボルトの穴位置に合わせて
ゴムパッキンを挟んだ鉄板で密閉します。
窒素ガスは12気圧かけてアセチレンバーナーにて炙ることで
凹んだ部分を元の形状に戻すことができます。
黒く焦げたパイプですが、材質はSUS304だと思います。
鉄やチタンより固いです。
もちろんガス圧が上がっている状態で
十分に炙って柔らかくしないと凹みが戻ってこないので、なかなか難しい作業でした。
(炙りすぎると破裂して穴が開きます)
初めてやった割には、まあまあの仕上がりではないでしょうか。
(2輪用は結構やってます)
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